◆ 2004.05.24 Mon

世界遺産になれない山

日本を代表する山、「富士山」は何故世界遺産になれないのか。

毎日新聞が昔「富士山が世界遺産になれなかったのはゴミが問題でした」、とかいうキャッチフレーズでCMやっていたのをふと思い出した。でも調べているうちに、どうもそれ以前の問題があるってことがわかってきた。

それについて調べていて面白い記事を見つけた、以下に引用するのはTBSの世界遺産のプロデューサーの方の文章である。

昨年の日光の登録で日本の世界遺産は現在10ヶ所。このうち自然遺産は白神山地と屋久島の2件です。では、何故日本の象徴である富士山がこの中に入っていないのか…と日本人の多くが疑問に思っていることでしょう。

日本が世界遺産条約を批准したのは1992年のことですがこの直後から地元の静岡、山梨両県を中心に「富士山を世界遺産に」というキャンペーンが行われ2年後には240万人もの署名を集めて国会に請願するなど大きな盛り上がりを見せました。しかし、すでにこの時点でも自然遺産としての登録は無理ではないかとの声が上がっていたのです。

世界遺産となるには幾つかの基準を満たさなければなりません。(これを登録基準・クライテリアといいます)残念ながら富士山は自然遺産の登録基準からすると物足りないのです。まず世界的に見て特に重要で、貴重な自然が残されているとは認められず山頂も含め、開発が進みすぎてしまっていること。(更には演習場の問題もネックとなりました。)日本人がこぞって愛してやまないその姿、形も世界的に見てすそ野を美しく広げたコニーデ型の山はそれ程珍しいものではないともいわれます。むしろ、1000年以上にわたって日本のあらゆる文化と深くかかわったこの山の存在を文化的景観、又は文化遺産としての面から評価しては・・・この声が当初から強くありました。

その後地元のキャンペーンも一段落すると「富士山を世界遺産に」との動きはすっかり下火となり今日に到っています。今後、文化遺産としての登録の動きが再びまき起こるのか不明ですがこれ迄のいきさつを考えると、ハードルはかなり高いといわざるを得ません。

そうか、富士山って世界的に観たら特別珍しい山じゃないのか。なんというか、日本はやはり島国なんだなと改めて思った。「日本で一番高くて有名な山」というだけの「富士山」、悔しいけど納得。
◆ 2004.05.21 Fri

健康的なダイエット

健康ブームやらなにやらで盛り上がる昨今だが、今だに「ダイエット」に関しては間違ってる人が多い。というのは「食べる→太る」だから「食べない→痩せる」という安直な発想を持っている人が想像以上に多いということだ。

確かに「糖分」などは脂肪として貯えられる、だから人間は何も食べなくても何日かは生きれるわけだ。ただ単に「痩せたい」だけなら「食べない」というのも一つの方法と言えるだろう。でもそれには大きなリスクが伴う。人間は当然糖分だけで生きているわけではない。

例えばある女性が断食ダイエットをはじめたとしよう、確かに少しずつスリムにはなるだろうが、 同時に肌荒れなど他の症状が表れてしまうだろう。これでは意味が無い、大切なのは「健康的に痩せること」だと思う。

僕はいわゆる「ダイエット」をしたことは無いけれど体を締めるために色々試したことがある、そのお陰か高校時代から体重がまったく変わっていない。その中で分かってきた「健康的に痩せる」ポイントを幾つか。

1、一日三食とる (ただし量は朝>昼>夜、夕食は少なめ)
2、飲み物は水だけにし、ジュースは飲まない
3、夜食・感触は絶対とらない (夜食してると面白いくらい太る)
4、寝る前に運動する (筋トレで良い、できればジョギング)

文字にしてみたら全部基本中の基本であって、痩せる裏ワザなんてものはないんだということに改めて気付く。こないだ友人にこの話をしたら、「つまり、寝る前に彼氏と頑張っちゃえば良いのね!」と言われて大笑いした。それは確かに有効だ。そうなると、もう一つ付け加えたほうが良いかもしれない。

5、彼氏(彼女)をつくる (もちろん夜は頑張る)

そう考えたら、ほら、ダイエットが楽しくなってくるかも。なんでも楽しくやらないとだ、楽しくなければ続かない。というわけで、口先だけのダイエッター達。今こそ立ち上がれ!
◆ 2004.05.20 Thu

恋の儚さ

どんなに頭の明晰な人でも、
恋に終わりのあることは理解しえても、
それを実感することはできない。

友達が教えてくれたサマセット・モームの言葉、心に染みる言葉だ。

恋愛は理解をこえた部分があるのは確かだと思う。実際失恋してしまった時などは事実を等身大で受けとめるのは困難なこと、それが永遠を誓うような深い愛だったならばなおさらだろう。

いや人間はだれもが永遠性になんらかの形で憧れる生き物だ、きっと今この瞬間も沢山の愛が口付けを交わし永遠を契っているのだろう。

そしてその一方では、沢山の愛が永遠の契りを断ち、消えているのだろう。儚いなぁ。
◆ 2004.05.18 Tue

ドラマと映画の違い

最近はTVドラマが比較的短期間でDVD&ビデオになって発売されるようになった。

あるドラマのDVDを観てた子がテレビで前に観た時よりも深く感動していることが多いことに気付いたという。その原因がどこにあるのかをその子はずっと考えてた、しばらく考えてそれは「CMが無いから」だと気付いたそうだ。

ドラマはCMが入るので気持ちが途中で切れてしまうが、DVDやビデオでは途切れがないので、完全に話の中に入り込めるのだろう。それを踏まえて考えると、「ドラマと映画の違い」も見えてくる。映画に魅力を感じる一要素として、「話が中断されない」というのはあるのかもしれない。

話にどっぷり浸かることが感動への第1歩なのだろう。
◆ 2004.05.17 Mon

集団社会の恐ろしさ

「ブーム」って一体なんだろう。

ここで言う「ブーム」とは大衆に広く巻き起こるブームのことだ、つまり個人的な範囲での「マイブーム」は含まれない。

多摩川に現われたアゴヒゲアザラシの「タマちゃん」を覚えているだろうか?あの当時はタマちゃんブームが巻き起こっていて、毎日のようにテレビで放送されていたものである。

それも今や「そういやそんなのがいたな」ぐらいの認識になっていると思う、むしろ生きてるんだろうかって位の人も多いのではないだろうか。実際どうなのか、かなり気になるところだ。

結局は人間の「一時的な興味」というやつなのだろう、そしてそれらを大きく方向付けるのはマスコミだと思う。

もしかすると一昔前に起きた年金未納議員を次々と摘発する動きも、「ブーム」といってしまえば、それに当てはまるのかもしれない。あれ以来、過去に年金払ってなかった期間がある人間はどのポストにも就いてはいけない…みたいな感じになってしまった。もちろん年金を払うのは当然だが…ちょっと勿体無い。この「勿体無い」というのは主に人材面においていえること。

未納者の中には意図的に払わなかった人もいただろう、しかし本当に勘違いで払わなかった(払い損ねた)人も沢山いるという。確かに日本の年金制度は解りにくいのだ、曖昧模糊とした部分がある。優秀な人材がそういう「うっかりミス」で前線に出て行けなくなるかも知れないと思うとちょっと複雑な感じがする。

不条理な年金改革法案が無理矢理通された昨今、議員が槍玉にあげられたのは無理もないが。まるで「犯人探し」みたいに盛り上がるのは少し脱線していた気もしなくはない、トータルで見て国益に反する結果になっては元も子もない。

よく考えると、これブームというよりは「風潮」といった方が良いのかもしれない。この「風潮」っていうのも方向性見失うと怖い。高校時代の自分が「風潮」ついて論じている文章があったので引用したい。

「風潮」というものもメディア・リテラシーが未熟な国民が
マスコミの過大報道を鵜呑みする事で作られる虚像
といえなくもない…集団社会の恐い部分である、
だからあってはいけない冤罪などが起きてしまうのだ。

高校生らしい無難な意見だ。国民一人一人にとってはふっと湧いた「一時的な興味・思考」であっても、それによって人生変えられてしまう人がいる、そして犯罪者にされてしまったり、社会から追放されてしまったりするわけだ。

一人一人のふとした感覚が束になるとそれは恐ろしい力となる。ときどき自分が「集団社会」の中で生きていることが怖くなってしまう、その恐怖とは正に無意識に生まれるこの強大な力への恐怖なである。

オーケストラも当然集団社会…怖いことも色々ある。ぶるぶる。


Template by まるぼろらいと / ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ