◆ 2008.05.12 Mon
磨耗する魂と味方の見かた
中央線でまた人身事故があった。
有り余る想像力も手伝って心が痛む上に予定も狂う、社会に圧迫された人間が最後に選択した社会へのささやかな抵抗なのか、或いはたくさんの人に迷惑をかけることで生きた証を残せると思い込んでしまったのか、それとも失意の中でただ目の前の死の扉に吸い込まれていっただけなのだろうか。
そんなこと解らないし、本当は解りたくもない。いずれにしろ、ここ最近の鉄道には負のオーラが渦巻いていてブレーキ音さえ悲鳴のように聞こえてくる。気が滅入ってしまう、急ブレーキが軽くトラウマになってしまった。新しいiPodを早く買って音楽の車列の中に逃避したい。
ワイフと村上春樹の小説『ノルウェイの森』の中で主人公のワタナベ君が緑と入るシーンが出てくることでちょっとばかり有名なジャズ喫茶に行ってきた。薄暗くて落ち着いた雰囲気がとても気に入った、素敵な場所を教えてくれてありがとう。ずっとモヤモヤしていた気持ちがスッとした。
小説と現実が出会う瞬間。…いや、人生とは小説そのものではあるまいか!
どんなに陰鬱としたストーリーが続く小説でも最後の最後に「小さな希望」が示唆されていれば、人間は本を閉じた後に再び自分の小説の世界(≒現実世界)を前向きに歩んでいけるということだ。
そして、自分の「絶対的な味方」が存在するならばその小説を自ら閉じるべきではない。それがたとえたった1人だったとしてもだ。なぜなら君の「絶対的な味方」である人間にとっての「絶対的な味方」は君自身だからだ。
今日は良い気分で眠れそうだ。おやすみなさい。
有り余る想像力も手伝って心が痛む上に予定も狂う、社会に圧迫された人間が最後に選択した社会へのささやかな抵抗なのか、或いはたくさんの人に迷惑をかけることで生きた証を残せると思い込んでしまったのか、それとも失意の中でただ目の前の死の扉に吸い込まれていっただけなのだろうか。
そんなこと解らないし、本当は解りたくもない。いずれにしろ、ここ最近の鉄道には負のオーラが渦巻いていてブレーキ音さえ悲鳴のように聞こえてくる。気が滅入ってしまう、急ブレーキが軽くトラウマになってしまった。新しいiPodを早く買って音楽の車列の中に逃避したい。
ワイフと村上春樹の小説『ノルウェイの森』の中で主人公のワタナベ君が緑と入るシーンが出てくることでちょっとばかり有名なジャズ喫茶に行ってきた。薄暗くて落ち着いた雰囲気がとても気に入った、素敵な場所を教えてくれてありがとう。ずっとモヤモヤしていた気持ちがスッとした。
―ドイツ語の授業が終わると我々はバスに乗って新宿の町に出て、紀伊国屋書店の裏手の地下にあるDUGに入ってウォッカ・トニックを二杯ずつ飲んだ。
―僕は黙ってセロニアス・モンクの弾く「ハニサックル・ローズ」を聴いていた。
DUGに着いたとき、緑は既にカウンターのいちばん端に座って酒を飲んでいた。彼女は男もののくしゃっとした白いステンカラー・コートの下に黄色い薄いセーターを着て、ブルージーンズをはいていた。そして手首にはブレスレットを二本つけていた。
「何を飲んでいるの?」と僕は訊いた。
「トム・コリンズ」と緑は言った。」
『ノルウェイの森』村上春樹
小説と現実が出会う瞬間。…いや、人生とは小説そのものではあるまいか!
どんなに陰鬱としたストーリーが続く小説でも最後の最後に「小さな希望」が示唆されていれば、人間は本を閉じた後に再び自分の小説の世界(≒現実世界)を前向きに歩んでいけるということだ。
そして、自分の「絶対的な味方」が存在するならばその小説を自ら閉じるべきではない。それがたとえたった1人だったとしてもだ。なぜなら君の「絶対的な味方」である人間にとっての「絶対的な味方」は君自身だからだ。
今日は良い気分で眠れそうだ。おやすみなさい。
Comment
- taxi
2008.05.29 Thu 22:55 URL [ Edit ]
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2008.05.29 Thu 19:38 [ Edit ]
- taxi
>匿名さま
こんばんはー。コメントありがとうございます♪
うむ、完璧に見られてしまうと辛いので、本能丸出しで生きてますよ。だめなところを指摘することは馬鹿にすることだとは思いません、少なくとも私の周りでそういう役割を担ってくれている人間は概して大切な人です。赤の他人に言われて気持ちがいいものではないでしょうけどね。
どれも殆ど一般論に近いものだと思うし、抗うような価値観はもっていませんよ。どの記事からそのようなステレオタイプに繋がってしまうのか僕の頭では皆目検討がつきません。僕はそんなこと思ったことがないので、その思考にびっくり!摩訶不思議アドベンチャーを謳いませうか。
こんばんはー。コメントありがとうございます♪
うむ、完璧に見られてしまうと辛いので、本能丸出しで生きてますよ。だめなところを指摘することは馬鹿にすることだとは思いません、少なくとも私の周りでそういう役割を担ってくれている人間は概して大切な人です。赤の他人に言われて気持ちがいいものではないでしょうけどね。
どれも殆ど一般論に近いものだと思うし、抗うような価値観はもっていませんよ。どの記事からそのようなステレオタイプに繋がってしまうのか僕の頭では皆目検討がつきません。僕はそんなこと思ったことがないので、その思考にびっくり!摩訶不思議アドベンチャーを謳いませうか。
2008.05.29 Thu 00:00 URL [ Edit ]
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2008.05.23 Fri 22:13 [ Edit ]
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