◆ 2005.04.20 Wed

ニューイヤーコンサート

ニューイヤーコンサートとはまったく関係ない時期にウィーン・フィルのニューイヤーコンサートについて語ってみる。

年明け恒例のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートはNHKでも放送されているが、毎年つまらなくて途中で飽きてしまう。その理由は簡単で、ワルツばかりが延々と続くからだ。シュトラウスのワルツは一つ一つが独創的で面白い作品であるということを認めたうえでも、やっぱりワルツはワルツであって。「似たような曲が続いている」という印象を拭うことは出来ない。

環境音楽として聴くなら良いだろうが、純粋な「コンサート」として聴くには退屈な気がする。クラシック好きな自分でも飽きるんだから、普段クラシック聴かない人が「たまにはクラシックでも聴いてみようかなー」と思いついて観たりなんかしたら、「クラシックって退屈だなー」と思ってしまうかもしれない。

でも個人的にカルロス・クライバーが指揮したウィーン・フィルののニューイヤーの映像(DVD)だけは飽きないで観れた覚えがある、言ってることが矛盾してるが。でもそれはクライバーが好きだから、という理由がが大きい。彼がウィーンフィルを振るとまるでオケが魔法にかかったように素晴らしい音が出る、特にあの音の空気感というか広がりには背筋がゾクッとしてしまう。

やっぱりクライバーは凄い指揮者だったんだと、彼の録音を聴くたびに鮮烈に思い知らされる。クラシック界は本当に惜しい人を亡くしたものだ。

Comment

どもどもー。 - taxi

はじめまして青猫さん、こちらこそTBありがとうございます☆そう、音が湧いてくるという感じがしますよねー、魔法という言葉は言いえて妙です!確かにあれだけドライブ感のある演奏だと、いわゆるBGMにはならない指揮者かもしれない。そういわれてみると僕もクライバーの録音を聴くときは「よし!聴くぞ!」とある種の覚悟というか気合いのようなものを持って臨んでいる気がしますね(笑)。同じ作品を何度も演奏するクラシックというジャンルにおいては、「個性」というものは最も重要なものではないかと個人的に考えています。僭越ですが、僕も1ヴァイオリン弾きとして聴衆の方に「貴方の音がする」といわれるようなサウンド、音楽を作れたらと思います。がんばろうっと。
2005.05.10 Tue 04:09 URL [ Edit ]

映像の醍醐味 - 青猫

はじめまして。

トラックバックありがとうございました。こちらからもトラックバックさせていただきました。

クライバーのコンサート映像を見ていると、音楽が泉のように湧いて溢れ出てくる、そういう瞬間に立ち会っているような気にさせられます。まさに魔法のようですよね。
曲の解釈の是非はあるでしょうけど、個人的にはあまり冷静に聴けないというか、理屈抜きで聴き入ってしまう数少ない指揮者です。
2005.05.06 Fri 21:41 URL [ Edit ]

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ニューイヤー・コンサート1989

ニューイヤー・コンサート1989クライバー(カルロス) ウィーン・フィルハーモニ
英語めぐり 2005.05.06 Fri 20:54


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